第146回例会 ソーシャル・キャピタルから考える~水素エネルギーの社会受容性を例に~

次回例会では、株式会社テクノバ調査研究部主査の丸田昭輝氏をお招きします。

世界各国で水素エネルギーの利用が始まっており、日本でもトヨタのMIRAIを始め、様々な取り組みが始まっています。安倍首相も4月11日の第1回再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議で、日本が世界に先駆けて水素社会を実現させていくことを述べられています。しかし、まだ水素利用に関する理解は進んでいないようです。
いわゆるNIMBY問題や、福島原発での水素爆発などの悪印象に加え、科学的根拠がまだ議論されている「水素水」では誤った情報が発信されています。

丸田氏は、過去にNEDOの水素技術ロードマップや蓄電池ロードマップの事務局を担当されるなど、蓄電池や水素・燃料電池に造詣が深く、また丸田氏の発案で、国の委託事業にて市民向け情報サイト「水素エネルギーナビ」の運営をされています。
http://www.hydrogen-navi.jp/

丸田氏はハーバード大ケネディ行政大学院にて行政学修士を取得、その後、市民の省エネ行動をソーシャルキャピタルから解析する論文で東京大にて博士(環境学)を取得されています。今回は、ソーシャルキャピタルの視点から、水素エネルギーはじめ、エネルギー問題の課題を考えるヒントをいただきます。

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