第146回例会 ソーシャル・キャピタルから考える~水素エネルギーの社会受容性を例に~

次回例会では、株式会社テクノバ調査研究部主査の丸田昭輝氏をお招きします。

世界各国で水素エネルギーの利用が始まっており、日本でもトヨタのMIRAIを始め、様々な取り組みが始まっています。安倍首相も4月11日の第1回再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議で、日本が世界に先駆けて水素社会を実現させていくことを述べられています。しかし、まだ水素利用に関する理解は進んでいないようです。
いわゆるNIMBY問題や、福島原発での水素爆発などの悪印象に加え、科学的根拠がまだ議論されている「水素水」では誤った情報が発信されています。

丸田氏は、過去にNEDOの水素技術ロードマップや蓄電池ロードマップの事務局を担当されるなど、蓄電池や水素・燃料電池に造詣が深く、また丸田氏の発案で、国の委託事業にて市民向け情報サイト「水素エネルギーナビ」の運営をされています。
http://www.hydrogen-navi.jp/

丸田氏はハーバード大ケネディ行政大学院にて行政学修士を取得、その後、市民の省エネ行動をソーシャルキャピタルから解析する論文で東京大にて博士(環境学)を取得されています。今回は、ソーシャルキャピタルの視点から、水素エネルギーはじめ、エネルギー問題の課題を考えるヒントをいただきます。

今後の例会

10月
13
7:30 PM 第167回例会(Zoom開催) 日本とオー...
第167回例会(Zoom開催) 日本とオー...
10月 13 @ 7:30 PM
日本とオーストラリア:相互に補完し世界をリードする 日時:10月13日(水) 19:30〜22:00(19:25から接続できます) 講演:19:30-21:00 講師:紀谷昌彦氏(在シドニー日本国総領事) 懇親会:21:00-22:00(参加者の近況報告を兼ねたオンライン飲み会) オーストラリアは、コアラやカンガルーで知られていますが、実は日本とは長年にわたり経済面で深く結びついています。日本の全輸入額に占めるオーストラリアのシェアは、石炭が60.2%、天然ガス(LNG)が40.2%、鉄鉱石が52.2%、牛肉が45.4%、砂糖が82.3%といずれもトップです。オーストラリアから見ると、自動車の輸入は日本からが43.0%とトップで、直接投資残高は米国からの19.1%に次ぎ日本からが12.8%で2番目です。 そして、日本語学習やインバウンド観光、スポーツ交流など、文化・交流面でも関係が深まっています。 最近は、国際情勢の変化を受けて、共同訓練などの防衛交流・協力や日米豪印首脳会議の開催など安全保障面での協力も拡大しています。更に、水素・脱炭素化やスマートインフラ投資をはじめ、環境・エネルギーやイノベーションでの協力も急速に進展しています。 日本を取り巻く地域や世界で課題が山積する中、日本とオーストラリアはこれから何に取り組み、私たち一人一人はどう関わっていくべきなのでしょうか。 今回の例会では、在シドニー日本国総領事の紀谷昌彦さんから、日本とオーストラリアが地域や世界のために果たす役割、そして私たちとの関わりについて問題提起を行い、参加者との間で意見交換を行います。